本を読むときに何が起きているのか ことばとビジュアルの間、目と頭の間
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本書は、アメリカの老舗出版社クノッフ(Knopf Books)で活躍するカリスマ装丁家が、人間の認識力の謎と不思議の本質に迫り、「読書すること」に光をあてビジュアルで表わした、まったく新しいアプローチで視覚文化を考える書物です。 著名な文学作品を、視覚的・現象学的な見地から、デザイン性に優れた豊富な図版とともに解読し、言語とビジュアルにまつわる秘密と、文学とデザインのめくるめく世界を表現します。
全編、ビジュアルによる意味の発見に満ちており、文学、心理学、図像学、美学、デザイン、記号論、哲学を自在に横断しながら、言語の深淵さ、デザインの面白さに触れることを試みた、「見る」「読む」「書く」「描く」ことを考えるための必読の一冊。
本を読むときに頭の中で何が起きているのかは不思議
言葉から脳内でイメージが作られる
匂いもイメージされる
登場人物の顔や姿が、おぼろげに造形される
映画などを見てイメージが固定化されるのは、逆に勿体ない